リリースノート

CLIP STUDIO PAINT

Release notes

CLIP STUDIO PAINT 2025年3月のフォローアップデート2 を公開しました

2025年3月25日

CLIP STUDIO PAINT EX/PRO Ver.4.0.2(Windows版 / macOS版 / iPad版 / iPhone版 / Android版)を3月25日に公開しました。

Ver.4.0.2は以下のプランをご利用の方がお使いいただけます。

  • 年額・月額利用プラン

  • アップデートプラン

  • Ver.4.0 一括払い無期限版
    *Ver.4.0もらえるキャンペーンやVer.3.0、2.0無期限版から優待バージョンアップした方を含む

Ver.3.0までのダウンロード版(無期限版・一括払い)をお持ちでアップデートプランを契約されていない方は、アップデートプランのご利用をご検討ください。
CLIP STUDIO PAINTの新規利用をご希望の方は、おすすめプラン診断でご希望に応じた最適な利用方法をご案内しております。

月額利用プラン/アップデートプランをご利用の方
Ver.4.0ダウンロード版(無期限版・一括払い) を既にお持ちの方

Ver.3.0までのダウンロード版(無期限版・一括払い)をお持ちの方

Windows / macOSでご利用の場合は、CLIP STUDIOからアップデートを行っていただけます。
Windows / macOS以外は審査が完了し次第、各アプリストアからダウンロードしていただけます。

CLIP STUDIO PAINT Ver.4.0.2の主な更新内容

下記の更新をいたしました。

共通
  • [フィルター]メニュー→[ぼかし]→[放射ぼかし]を実行したときに、何も描かれていない領域に対して、正しく実行結果が反映されるようになりました。

  • [編集]メニュー→[変形]の各コマンドの実行時に、[Alt]キーを押しながらクリックした位置に、基準点が移動するようになりました。

  • [編集]メニュー→[変形]→[回転]の実行時や、[オブジェクト]サブツールで画像素材の変形中に[変形方法]を[回転]にしているとき、基準点をドラッグで正しく移動できるようになりました。

  • [投げなわ選択]や[投げなわ塗り]など[入力処理]が[投げなわ]に設定されているサブツールにおいて、ドラッグで囲う領域を作成するときに、操作開始時に反応が遅れたり、位置がずれたりしないようになりました。

  • 3Dレイヤーのレイヤーマスクを選択していても、 [ペン]ツールなどの描画ツールでレイヤーマスクを編集できるようになりました。

  • 【Win / mac / iPad / Android】[色の設定]ダイアログで[プレビュー]をオンにしていても、パレットがグレーアウト状態で表示されないようになりました。

  • 【iPad / iPhone】iPadOS 18以降またはiOS 18以降の環境で、[ファイル]メニューの[開く]・[保存]などファイルの選択や保存を行う画面が正しく表示されるようになりました。

EX / PRO
  • キャンバスサイズを変更した場合などに、[オブジェクト]サブツールでコマ枠のハンドルをドラッグしても、正しく移動できるようになりました。

  • [オブジェクト]サブツールや[制御点]サブツールで3次ベジェ曲線の×印の方向点をドラッグした場合にも、移動やスナップが正しく行えるようになりました。

CLIP STUDIO PAINT 2025年3月フォローアップデート(年額/月額/アップデートプラン用)の主な更新内容Ver.4.0.1(2025年3月13日公開)

下記の更新をいたしました。

共通
  • 3Dキャラクターの[マンガパース]の設定が、CLIP STUDIO FORMAT(拡張子:clip)のファイルに保存されるようになりました。

CLIP STUDIO PAINT Ver.4.0.0 の主な新機能(2025年3月12日公開)

Ver.4.0.0では下記の機能を追加しました。

キャラクターのポーズ調整が簡単にできるパペット変形【EX / PRO】

[編集]メニュー→[変形]に[パペット変形]が追加されました。[パペット変形]は画像にメッシュを作成し、メッシュ上にピンを設定することでイラストのポーズ変更などの修正を行えます。

オブジェクトのスナップ【EX / PRO】

ベクターレイヤーや定規、テキストなどの移動、変形時にスナップが可能になりました。

  • [オブジェクト]サブツール・[ライトテーブル]サブツール・[制御点]サブツール・[テキスト]ツール選択時や、[編集]メニュー→[変形]の各コマンドを実行中の、[サブツール詳細]パレットに[表示メニューに従いスナップ]が追加されました。オンにすると、ほかのオブジェクトやグリッドなどに吸着して移動や変形を行えます。

作品の仕上がりを簡単に調整できる新規フィルターを追加

  • [フィルター]メニュー→[ぼかし]に[レンズぼかし]が追加されました。カメラで撮影したような自然なぼかしの効果を表現できます。[レンズぼかし]は[フィルターギャラリー]からも使用できます。

  • [フィルター]メニュー→[効果]に[水晶]が追加されました。結晶や宝石のような複雑な質感を表現できます。

投げなわ機能の改善

  • [投げなわ選択]サブツールなど[入力処理]が[投げなわ]に設定されているサブツールの[サブツール詳細]パレットに、[投げなわ]カテゴリが追加されました。[投げなわ]カテゴリの[参照レイヤーに吸着]を設定すると、参照レイヤーの背景が透明な場合、これらの線画に吸着するように選択範囲を作成できます。参照レイヤーがない場合は、編集レイヤーに吸着します。さらに[吸着する動作]や[ベクターの中心線に吸着]などで選択方法などを設定できます。[塗りつぶし]ツールの[投げなわ塗り]サブツールなどでも同様の操作で塗りつぶしを行えます。【EX / PRO】

  • [投げなわ選択]サブツールなど[入力処理]が[投げなわ]に設定されているサブツールの[サブツール詳細]パレットや一部の[ツールプロパティ]パレットに[領域作成方法]が追加されました。[1ストロークで確定]を選択すると、従来と同様の選択を行えます。[複数回操作]を選択すると、ドラッグとクリックを組み合わせてフリーハンドと折れ線の動作を組み合わせた選択範囲を作成できます。また、[Shift]キーを押しながら操作すると45°刻みにスナップするなど、修飾キーを組み合わせてできる操作がさらに追加されました。

配置した3Dにブラシで描画が可能に

[ペン]ツールなどの描画ツールを使用して、3Dプリミティブと3Dデッサン人形に描画できるようになりました。

環境光の強化

  • 3Dレイヤー選択時の[サブツール詳細]パレットの[光源]カテゴリで、[環境光]の種類を設定できるようになりました。[単色光]・[ファイル]・[素材]・[天球]から選択できます。読み込んだ画像に併せて3Dモデルの影色が調整されます。

  • 3Dレイヤー選択時の[サブツール詳細]パレットの[天球]カテゴリに[回転角]が追加されました。天球素材の回転角を設定できます。

[サブツール]パレットの改善

  • [サブツール]パレットと[サブツールの選択]ダイアログで、[Ctrl]キーや[Shift]キーを使用したサブツールの複数選択が行えるようになりました。

  • [サブツール]パレットのコマンドバーとメニューに[チェックボックスを使用して選択]が追加されました。オンにすると、各サブツールにチェックボックスが表示され、サブツールの選択状態を切り替えられます。サブツールの複数選択も行えます。

  • 複数のサブツールをまとめてファイルに書き出せるようになりました。複数選択したサブツールに[サブツールの書き出し]を実行すると、[サブツールを個別のファイルに書き出す]と[グループとして1つのファイルに書き出す]を選択できます。[サブツールを個別のファイルに書き出す]を選択すると、サブツールを個別のサブツールファイル(拡張子:sut)に書き出せます。[グループとして1つのファイルに書き出す]を選択すると、複数のサブツールを1つのサブツールグループファイル(拡張子:sutg)に書き出せます。【EX / PRO】

  • [サブツール]パレットの[サブツールの読み込み]の実行時にサブツールファイル(拡張子:sut)を読み込むと、ファイル名がサブツール名として読み込まれるようになりました。

  • 複数のサブツールをまとめて削除できるようになりました。複数選択したサブツールに[サブツールの削除]を実行すると削除できます。

  • [サブツール]パレットのメニューやサブツールグループのコンテキストメニューに、[サブツールグループの削除]が追加されました。選択しているサブツールグループごとサブツールを削除できます。

  • 複数のサブツールをまとめて移動できるようになりました。複数選択したサブツールをドラッグすると移動できます。

  • 複数のサブツールをまとめて素材登録できるようになりました。複数選択したサブツールに[サブツールを素材として登録]を実行すると、個別の素材として登録できます。【EX / PRO】

  • 複数のサブツールの[ツールアイコン]と[アイコンの背景色]をまとめて変更できるようになりました。複数選択したサブツールに[サブツールの設定]を実行すると、[ツールアイコン]と[アイコンの背景色]を設定できます。

  • 複数のサブツールの設定をまとめて初期設定として登録できるようになりました。複数選択したサブツールに[サブツール]パレットのメニューやコンテキストメニューから[初期設定に登録]を実行すると登録できます。

複数ページに対するウォーターマークの一括書き出し【EX】

 [ファイル]メニュー→[複数ページ書き出し]→[一括書き出し]実行時の[書き出し設定]ダイアログに、[ウォーターマーク]が追加されました。すべてのページにウォーターマークを設定できます。

[色の設定]ダイアログの選択色のプレビュー

[色の設定]ダイアログで色の変更を行うときに、一部の機能でキャンバスに変更結果がプレビューできるようになりました。

メッシュ変形の高速化【EX / PRO】

[編集]メニュー→[変形]→[メッシュ変形]の動作速度が高速化されました。ハンドルの操作中は一時的に低画質のプレビューが表示されます。

同人誌印刷所の設定に新規5社追加、既存12社についての設定を更新【EX】

  • [新規]ダイアログの[作品の用途]から[同人誌入稿]を選択したときの[同人誌印刷所]に、次の印刷所が追加されました。

    • ホープツーワン

    • ブロス

    • テイズプリント

    • オレンジ工房.com

    • EditNetプリンテック

  • [新規]ダイアログの[作品の用途]から[同人誌入稿]を選択したときの[同人誌印刷所]で、次の印刷所の設定が変更されました。

    • 緑陽社

    • サンライズ

    • 金沢印刷

    • 栄光

    • シメケン

    • ポプルス

    • 関西美術印刷

    • PICO

    • pixivFACTORY

    • サングループ

    • くりえい社

    • 大陽出版

Version 4.0.0の更新内容

下記の更新をいたしました。

共通
  • [フィルター]メニュー→[効果]に[水晶]が追加されました。結晶や宝石のような複雑な質感を表現できます。

  • [フィルター]メニュー→[ぼかし]に[レンズぼかし]が追加されました。カメラで撮影したような自然なぼかしの効果を表現できます。[レンズぼかし]は[フィルターギャラリー]からも使用できます。

  • [投げなわ選択]サブツールなど[入力処理]が[投げなわ]に設定されているサブツールの[サブツール詳細]パレットや一部の[ツールプロパティ]パレットに[領域作成方法]が追加されました。[1ストロークで確定]を選択すると、従来と同様の選択を行えます。[複数回操作]を選択すると、ドラッグとクリックを組み合わせてフリーハンドと折れ線の動作を組み合わせた選択範囲を作成できます。また、[Shift]キーを押しながら操作すると45°刻みにスナップするなど、修飾キーを組み合わせてできる操作がさらに追加されました。

  • [ペン]ツールなどの描画ツールを使用して、3Dプリミティブと3Dデッサン人形に描画できるようになりました。

  • glTF形式ファイルを3Dレイヤーで表示しているときに、頂点カラーを表示できるようになりました。

  • [レイヤー検索]パレットで、標準の3DレイヤーとVer.1.5互換の3Dレイヤーを分けて検索できるようになりました。

  • パーツが非常に多い3Dオブジェクト素材を含む3Dレイヤーを編集したときに、次の操作が反映されるまでにかかる時間が改善されました。

  • 3Dレイヤー選択時の[サブツール詳細]パレットの[光源]カテゴリで、[環境光]の種類を設定できるようになりました。[単色光]・[ファイル]・[素材]・[天球]から選択できます。

  • 3Dレイヤー選択時の[サブツール詳細]パレットの[天球]カテゴリに[回転角]が追加されました。天球素材の回転角を設定できます。

  • [サブツール]パレットと[サブツールの選択]ダイアログで、[Ctrl]キーや[Shift]キーを使用したサブツールの複数選択が行えるようになりました。

  • [サブツール]パレットのコマンドバーとメニューに[チェックボックスを使用して選択]が追加されました。オンにすると、各サブツールにチェックボックスが表示され、サブツールの選択状態を切り替えられます。サブツールの複数選択も行えます。

  • 複数のサブツールをまとめて移動できるようになりました。複数選択したサブツールをドラッグすると移動できます。

  • 複数のサブツールをまとめて複製できるようになりました。複数選択したサブツールに[サブツールの複製]を実行すると複製できます。

  • 複数のサブツールをまとめて削除できるようになりました。複数選択したサブツールに[サブツールの削除]を実行すると削除できます。

  • [サブツール]パレットのメニューやサブツールグループのコンテキストメニューに、[サブツールグループの削除]が追加されました。選択しているサブツールグループごとサブツールを削除できます。

  • 複数のサブツールのロック状態をまとめて切り替えられるようになりました。複数選択したサブツールに[サブツール]パレットのメニューやコンテキストメニューから[ロック]を実行すると切り替えられます。

  • 複数のサブツールをまとめて初期設定に戻せるようになりました。複数選択したサブツールに[サブツール]パレットのメニューやコンテキストメニューから[初期設定に戻す]を実行すると初期設定に戻せます。

  • 複数のサブツールの設定をまとめて初期設定として登録できるようになりました。複数選択したサブツールに[サブツール]パレットのメニューやコンテキストメニューから[初期設定に登録]を実行すると登録できます。

  • 複数のサブツールの[ツールアイコン]と[アイコンの背景色]をまとめて変更できるようになりました。複数選択したサブツールに[サブツールの設定]を実行すると、[ツールアイコン]と[アイコンの背景色]を設定できます。

  • [色の設定]ダイアログで色の変更を行うときに、一部の機能でキャンバスに変更結果がプレビューできるようになりました。

  • VRM形式の3Dファイルに設定されているノード制約の読み込みに対応しました。

  • VRM形式の3Dファイルの読み込み時に、ボーンウェイトが含まれていないパーツも描画されるようになりました。

  • 半透明のモデルを含む3Dレイヤーの操作速度が改善されました。カメラアングルや3Dデッサン人形のポーズ変更などを行っている間は、背景を模様状に透かして疑似的に半透明を表示することで操作を軽くします。操作を止めると、通常の半透明表示に戻ります。

  • 【mac / iPad /iPhone /Android】キャンバスからタイムラプスを書き出すときに、すでに開いているキャンバスの復元保存や自動上書き保存が実行されるようになりました。

  • STL形式の3Dファイルを、3Dオブジェクト素材として読み込めるようになりました。

  • 【mac / iPad /iPhone /Android】キャンバスを新規作成したり、開いたりするときに、すでに開いているキャンバスの復元保存や自動上書き保存が実行されるようになりました。

  • 【mac / iPad /iPhone /Android】キャンバスから画像を書き出すときに、すでに開いているキャンバスの復元保存や自動上書き保存が実行されるようになりました。

  • CLIP STUDIOのホーム画面の[続きを描く]の右上に[別の場所から]が追加されました。クリックするとファイルを選択するダイアログが表示され、任意のフォルダーからファイルを開けます。

  • [ファイル]メニュー→[アニメーション書き出し]の[連番画像]のダイアログに[ICCプロファイルの埋め込み]が追加されました。ICCプロファイルを埋め込んだ連番画像を書き出せます。

  • 特定の外部サービスのアカウントを使用して、CLIP STUDIOにログインできるようになりました。

  • 【iPad / iPhone / Android】シンプルモードのフィルターギャラリーに、[レンズぼかし]が追加されました。カメラで撮影したような自然なぼかしの効果を表現できます。

  • 【iPad / iPhone / Android】シンプルモードの[新規キャンバス]の[アニメーション]を選択したときの画面に、[ムービーから作成]が追加されました。ムービーファイルの読み込みと同時に、タイムラインが有効なキャンバスを新規作成できます。

  • 【Win / mac】[ファイル]メニューに、[ムービーから新規作成]が追加されました。ムービーファイルの読み込みと同時に、タイムラインが有効なキャンバスを新規作成できます。

  • 【iPad / iPhone】[ファイル]メニュー→[フォトライブラリから新規作成]から、MP4形式(拡張子:mp4)・QuickTime形式(拡張子:mov)のムービーファイルを読み込めるようになりました。ファイルの読み込みと同時にタイムラインが有効なキャンバスを新規作成できます。

  • 【Android】[ファイル]メニュー→[ストレージから新規作成]から、MP4形式(拡張子:mp4)のムービーファイルを読み込めるようになりました。ファイルの読み込みと同時にタイムラインが有効なキャンバスを新規作成できます。

  • 【Android】タッチジェスチャーで拡大縮小や回転を行うときのスナップを減らし、スムーズに操作を行えるようになりました。

  • [カラーサークル]パレットなどで色を選択することで、3Dプリミティブの色や3Dモデルの輪郭線の色を変更する機能が廃止されました。

  • glTF形式の3Dファイルの材質パラメーターの読み込みを改善し、従来に比べて明るく表示されるようになりました。

  • Ver.1.5互換の3Dレイヤーと3D素材が、Ver.4.0以降非推奨になりました。

  • [素材]パレットで、Ver.1.5互換の3D素材に警告アイコンが表示されるようになりました。該当の素材を選択すると、[種類]の冒頭に[旧形式]と表示されます。

  • [レイヤー]パレットで、標準の3DレイヤーとVer.1.5互換の3Dレイヤーで異なるアイコンが表示されるようになりました。

  • [ファイル]メニュー→[アニメーション書き出し]→[ムービー]から書き出せる、MP4形式(拡張子:mp4)のファイルの[幅]と[高さ]が拡張されました。

  • 3Dレイヤー選択時に[ツールプロパティ]パレットや[サブツール詳細]パレットの[編集表示設定]が[高速]に設定されていても、3Dレイヤーの不透明度が反映されるようになりました。

  • 一部のVRM形式のファイルの読み込み時に、指先が正しく描画されるようになりました。

  • 天球素材選択時の[サブツール詳細]パレットの[魚眼パース]のUIが、ほかの項目と統一されました。

  • マンガパースを有効にした3Dデッサン人形や3Dキャラクターを配置していても、ほかの3Dデッサン人形や3Dキャラクターのアニメーションコントローラーが正しい位置に表示されるようになりました。

  • Ver.3.1.0以降の一部の環境において、3Dレイヤーを操作しているときの描画速度が落ちてしまう問題を修正しました。

  • [フィルター]メニュー→[フィルターギャラリー]→[イラスト調(線のみ)]を実行したときに、アンチエイリアスなどで選択範囲がぼけている部分の色が暗くならないようになりました。

  • [選択範囲]メニュー→[境界をぼかす]を実行した選択範囲に対して一部のフィルターを適用したときに、選択範囲の境界が正しく描画されるようになりました。

  • 【Win / iPad / iPhone / Android】タッチジェスチャーが使用できる環境において、[環境設定]ダイアログの[パレットを指、マウスで操作不可にする]がオンにしていても、[オブジェクト]サブツールで3Dレイヤー選択時の[サブツール詳細]パレットの[オブジェクトリスト]で、ペンを使用した親子関係の設定ができるようになりました。

  • 【iPad / iPhone / Android】シンプルモードで[画像を書き出し]を実行したときのプレビューに、カラープロファイルが反映されるようになりました。

  • 【iPad / iPhone / Android】シンプルモードの[フィルター]の[効果]から[イラスト調(線のみ)]を実行したときに、アンチエイリアスなどで選択範囲がぼけている部分の色が暗くならないようになりました。

  • 【Win / mac】[DC3マスターコンテンツを登録]を実行してCLIP STUDIOが起動したあとに、CLIP STUDIOアカウントにログインしても、[CLIP STUDIO MONO設定]から[マスター登録を実行]を行えるようになりました。

  • 【Win】ペンタブレットのペンのテールスイッチでキャンバスとキャンバス外の領域を交互に操作しても、テールスイッチが正しく動作するようになりました。

  • 【mac】[フィルター]メニュー→[カラーフィルター]または[フィルターギャラリー]で設定を行い、[OK]をクリックしても、アプリが強制終了しないようになりました。

  • 【Android】複数ページ作品が多く保存されている環境で、[ファイル]メニュー→[ファイル操作・共有]を選択したときに、[ファイル操作・共有]ダイアログの表示にかかる時間が、Ver.3.1.5ど同じくらいになるよう短縮されました。

  • 【Android】[環境設定]ダイアログの[カラー変換]で[RGBプロファイル]を変更しても、キャンバスの色味が変わらないようになりました。

  • 【Android】上書き保存を繰り返し行っても、保存できるようになりました。

EX / PRO
  • [編集]メニュー→[変形]に[パペット変形]が追加されました。[パペット変形]は画像にメッシュを作成し、メッシュ上にピンを設定することでイラストのポーズ変更などの修正を行えます。

  • [投げなわ選択]サブツールなど[入力処理]が[投げなわ]に設定されているサブツールの[サブツール詳細]パレットに、[投げなわ]カテゴリが追加されました。[投げなわ]カテゴリの[参照レイヤーに吸着]を設定すると、参照レイヤーの背景が透明な場合、これらの線画に吸着するように選択範囲を作成できます。参照レイヤーがない場合は、編集レイヤーに吸着します。さらに[吸着する動作]や[ベクターの中心線に吸着]などで選択方法などを設定できます。[塗りつぶし]ツールの[投げなわ塗り]サブツールなどでも同様の操作で塗りつぶしを行えます。

  • 複数のサブツールをまとめて素材登録できるようになりました。複数選択したサブツールに[サブツールを素材として登録]を実行すると、個別の素材として登録できます。

  • 複数のサブツールをまとめてファイルに書き出せるようになりました。複数選択したサブツールに[サブツールの書き出し]を実行すると、[サブツールを個別のファイルに書き出す]と[グループとして1つのファイルに書き出す]を選択できます。[サブツールを個別のファイルに書き出す]を選択すると、サブツールを個別のサブツールファイル(拡張子:sut)に書き出せます。[グループとして1つのファイルに書き出す]を選択すると、複数のサブツールを1つのサブツールグループファイル(拡張子:sutg)に書き出せます。

  • [サブツール]パレットのメニューやサブツールグループのコンテキストメニューに、[サブツールグループの書き出し]が追加されました。選択しているサブツールグループとグループ内のすべてのサブツールをファイルに書き出せます。サブツールの複数選択時と同様に、[サブツールを個別のファイルに書き出す]と[グループとして1つのファイルに書き出す]からファイルの書き出し方法を選択できます。

  • [サブツール]パレットの[サブツールの読み込み]の実行時に、サブツールグループファイル(拡張子:sutg)を読み込めるようになりました。サブツールグループファイルを読み込むと、選択しているツールにサブツールグループが追加されます。追加されたサブツールグループの名称は、読み込んだファイル名と同じになります。

  • [サブツール]パレットの[サブツールの読み込み]の実行時にサブツールファイル(拡張子:sut)を読み込むと、ファイル名がサブツール名として読み込まれるようになりました。

  • サブツールグループのコンテキストメニューに、[サブツールグループの読み込み]が追加されました。ファイル選択時にサブツールグループファイル(拡張子:sutg)だけを抽出して読み込めます。

  • [編集]メニュー→[変形]→[メッシュ変形]の動作速度が高速化されました。ハンドルの操作中は一時的に低画質のプレビューが表示されます。

  • [レイヤープロパティ]パレットの[境界効果]で[フチ]を設定しているレイヤーの描画速度が高速化されました。

  • ページ管理ウィンドウで複数のページを選択していても、[見開きに変更]または[単ページに変更]を実行できるようになりました。

  • [オブジェクト]サブツール・[ライトテーブル]サブツール・[制御点]サブツール・[テキスト]ツール選択時や、[編集]メニュー→[変形]の各コマンドを実行中の、[サブツール詳細]パレットに[表示メニューに従いスナップ]が追加されました。オンにすると、ほかのオブジェクトやグリッドなどに吸着して移動や変形を行えます。

  • [表示]メニューに[スナップ]が追加されました。[スナップ]から[キャンバス・基本枠にスナップ]・[キャンバス・基本枠はコマ枠のみスナップする]・[オブジェクト同士のスナップ]・[制御点同士のスナップ]・[スナップ中にガイドを表示]・[定規にスナップ]・[特殊定規にスナップ]・[グリッドにスナップ]・[スナップする特殊定規の切り替え]の各項目を設定できます。なお、従来の[定規にスナップ]・[特殊定規にスナップ]・[グリッドにスナップ]・[スナップする特殊定規の切り替え]は[スナップ]に移動しました。

  • [選択範囲]ツールに[線画に沿って選択]サブツールが追加されました。背景が透明な参照レイヤーの線画に吸着して選択範囲を作成できます。参照レイヤーがない場合は、編集レイヤーに吸着します。

  •  [新規]ダイアログの[作品の用途]で[アニメーション]を選択したときの[プリセット]に、縦型動画やスクエア動画編集向けのプリセットが追加されました。

  • 3Dデッサン人形の体型素材を登録するときのサムネイルが、体型が反映された3Dデッサン人形になりました。

  • 3Dデッサン人形の全身ポーズ素材を登録するときのサムネイルが、ポーズを適用した3Dデッサン人形のスクリーンショットになりました。

  • 3Dレイヤー上に読み込んだ3Dキャラクターを3Dキャラクター素材として登録できるようになりました。CLIP STUDIO PAINTで登録した3Dキャラクター素材は、Ver.4.0以降の環境に対応しています。自作の3DキャラクターはCLIP STUDIO ASSETSに公開できます。ただし、CLIP STUDIO ASSETSからダウンロードした素材やVer.4.0未満のバージョンでキャンバスに読み込んだ3Dキャラクターは、[素材]パレットに登録できますが、CLIP STUDIO ASSETSに公開できません。

  •  [新規]ダイアログの[作品の用途]で[すべてのコミック設定を表示]を選択したときの[プリセット]から設定できる集英社のプリセットが、1種類に統一されました。

  • 【iPad / iPhone / Android】シンプルモードの[新規キャンバス]の[アニメーション]を選択したときの画面に、縦型動画やスクエア動画編集向けのプリセットが追加されました。

  • [オブジェクト]サブツールでベクターなどを選択しているときの枠のサイズは、中心線を基準としたものに変更されました。[ツールプロパティ]パレットの[変形方法]が[制御点と拡縮回転]の場合は、従来のサイズの枠も表示されます。ただし、拡大・縮小するときは、中心線を基準にした枠の隅が固定されます。

  • [図形]ツールなどの図形系ツールの[サブツール詳細]パレットの[基本枠にスナップ]の項目が廃止されました。[サブツール詳細]パレットの[補正]カテゴリの[表示メニューに従いスナップ]をオンにして、[表示]メニュー→[スナップ]の[キャンバス・基本枠にスナップ]をオン、[キャンバス・基本枠はコマ枠のみスナップする]をオフにすると、キャンバスの端や基本枠・仕上がり枠・裁ち落とし枠にスナップできます。[コミック]ツールの[コマ枠]グループなどコマ枠フォルダーを作成する場合は、[キャンバス・基本枠はコマ枠のみスナップする]をオンにしてもスナップできます。

  • [オブジェクト]サブツールの[ツールプロパティ]パレットの[選択の追加]が[新規選択]のときに、ベクターの制御点をクリックして選択すると、ほかのベクター線の選択状態は解除せず、ほかの制御点の選択状態だけ解除されるようになりました。

  • ブラシ系ツールや図形系ツールの[サブツール詳細]パレットの[スナップ可能]の名称が、[表示メニューに従いスナップ]に変更されました。

  • [オブジェクト]サブツールで定規や特殊定規選択時の[ツールプロパティ]パレットの[スナップ]の名称が[選択した定規に描画をスナップ]に変更されました。

  • [オブジェクト]サブツールでコマ枠フォルダー選択時の[ツールプロパティ]パレットの[スナップ]の名称が[選択したコマ枠に描画をスナップ]に変更されました。

  • 平行曲線定規にスナップしてベクターレイヤーにブラシ系ツールで線を引いたとき、なめらかな曲線部分に角の制御点が発生しにくくなりました。

  • [オブジェクト]サブツールの[サブツール詳細]パレットで[常に枠を表示]がオンのときに、レイヤーマスクだけを移動しても、枠が移動するようになりました。

EX
  •  [ファイル]メニュー→[複数ページ書き出し]→[一括書き出し]実行時の[書き出し設定]ダイアログに、[ウォーターマーク]が追加されました。すべてのページにウォーターマークを設定できます。

  • [ファイル]メニュー→[アニメーション書き出し]の[アニメーションセル出力]のダイアログに[ICCプロファイルの埋め込み]が追加されました。ICCプロファイルを埋め込んだアニメーションセルを書き出せます。ただし、[PaintMan向けに出力]をオンにした場合は、ICCプロファイルの設定は行えません。

  • [新規]ダイアログの[作品の用途]から[同人誌入稿]を選択したときの[同人誌印刷所]に、次の印刷所が追加されました。

    • ホープツーワン

    • ブロス

    • テイズプリント

    • オレンジ工房.com

    • EditNetプリンテック

  • [新規]ダイアログの[作品の用途]から[同人誌入稿]を選択したときの[同人誌印刷所]で、次の印刷所の設定が変更されました。

    • 緑陽社

    • サンライズ

    • 金沢印刷

    • 栄光

    • シメケン

    • ポプルス

    • 関西美術印刷

    • PICO

    • pixivFACTORY

    • サングループ

    • くりえい社

    • 大陽出版

  • [ページ管理]メニュー→[見開きに変更]や[表示]メニュー→[トンボ・基本枠の設定]などの、[トンボを合わせる]で設定できる最大値と最小値が拡張されました。

  • [環境設定]ダイアログの[新規テキストのプロパティ]を[選択中のテキストツールプロパティ]に設定し、[テキスト]ツールの[ツールプロパティ]パレットで[縦書き]に、[円形配置]をオフに、[フレームで折り返す]をオンにした状態で、ストーリーエディターにテキストを入力したときに、テキストがキャンバス外に表示されないようになりました。

  • [テキスト]ツールの[ツールプロパティ]パレットで[縦書き]に、[円形配置]をオフにした状態でテキストを入力し、ストーリーエディターで文字をすべて削除したあとに、ファイルを保存します。保存したファイルを開いて、[環境設定]ダイアログの[新規テキストのプロパティ]を[既存のテキストからコピー]に設定した状態で、ストーリーエディターにテキストを入力したときに、テキストがキャンバス外に表示されないようになりました。

  • 【Win】[ファイル]メニュー→[複数ページ書き出し]→[Kindleフォーマットで出力]・[出力済みkindleデータのプレビュー]・[Kindleフォーマットの出力先を開く]・[Kindleフォーマットの出力設定]が廃止されました。Kindle向けのEPUBデータは、[ファイル]→[複数ページ書き出し]→[EPUBデータ出力]から書き出せます。

CLIP STUDIO Ver.4.0.0の主な更新内容

下記の更新をいたしました。

共通
  • CLIP STUDIOのホーム画面の[続きを描く]の右上に[別の場所から]が追加されました。クリックするとファイルを選択するダイアログが表示され、任意のフォルダーからファイルを開けます。

  • 特定の外部サービスのアカウントを使用して、CLIP STUDIOにログインできるようになりました。

詳しくはリリースノートをご覧ください。

Microsoft、Windows、Edgeは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
macOS、iPad、iPhone、iCloud、およびiCloud Driveは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
AndroidおよびGoogle Playは、 Google LLCの商標または登録商標です。
VRMは、一般社団法人VRMコンソーシアムの登録商標です。

Ver.3.2.3以前のリリースノートはこちら