あーさらさん
「まず、絵としてのアイデアに舌を巻きました。2人の座っているところを見て下さい。ひかりちゃんが座っている神社のベンチから、アリソンちゃんが座っている縁側のほうへ……あれ? どこからどっち? となって、一種のだまし絵のような(笑) すごい作品が来た、と開発チームでも話題にしていました」
「2人それぞれの、ゲーム中で印象的なシーンをピックアップしつつ、それらが絵の構図としてシームレスに融合しているのが面白く、サマーレッスンの開発で大事だった『アイデア勝負』『枠を外した発想』といった要素を持っている絵に見えます」
「ただ奇抜なだけでなく、そのアイデアを再現するためにきっちり引かれたパースや、色合いや細部の均整、描き込みといった面に、工夫してやるという心意気と画力を感じます。彩色もしっかりしています」 「それぞれのキャラが好きで、特にこの場面が描きたい! という思いが強いからこその努力や工夫ではないかと。サマーレッスンの持っている『VRという新しい技術の世界に迷い込む感覚』と『日本の夏の空気と情緒』を両方表現していて、グッと来ます。まとめると、アイデアと絵のクオリティ、表現したいという心の3点のバランスが最も優れた1枚と思いました。描いてくれてありがとうございます!」
やえさん
「体験マンガとしてはシンプルでしたが、ただVRゲームとして紹介するだけでなく、プレイヤーとして思ったこと、感情を語りだしていくところで『おっ!』と思いました」
「きちんとストーリーになっていて、マンガとしてまとまっている。プレイヤーのモノローグがいい味を出していて、体験マンガとして遊んでない人の心も動かしそうだなと」
「サマーレッスンの世界では、没入感を削がないように、あえて彼女たちのバーチャル性には触れずに世界を作っているのですが、お客様からこういう想いをぶつけてもらえると嬉しくなりますね。開発中に私たちが、うっすらボンヤリと思っていた想いを形にしてくれたような気がしています」
「サマーレッスンというのは、VRという技術で可能になった『新たな出会いの物語』だと思います。だからこそ、『まだ本当の人間にはなれないでいる彼女たちの、甘酸っぱいジレンマ』という情緒が匂い立っているのではないかと。そこを表現しているという点で、他にはない切り口の表現をこのマンガに見ました」
コウシΔ通販中さん
「なにより絵のインパクトがハッキリとすごい。大輪のひまわりがとても目を引きます。プロモーション用のCGを制作するアーティストからも『絵の力が強い』と、イチオシの作品でした」
「大きく印刷して飾ると映える絵ですね。真夏の太陽の下の濃い色合いの世界から、夏の匂いがしてきそう。SNSでの評価が高かったことも、確かにうなずけます」
「塗りや色彩もはっきりとしていて、真正面から絵で勝負しようという心意気を感じます。すこし日焼けしているアリソンちゃんも、健康的でいいですね。真夏の日本に、かなり長い間滞在しているのかな……? とゲーム外の想像をかきたてられてしまいます(笑)」
「そうですね、彼女の新たな一面を見たという印象を受けます。アリソンちゃんは少し控えめな性格で、わりと穏やかな表情のシーンが多いのですが、こんなふうに太陽の下ではしゃぐ姿もかわいいですね。元気な表情に癒やされます。水の表現がストレートにキレイで涼しそうに感じるのも良いところです」
レオさん
「アリソン編は『癒しの夏』がテーマということで、シチュエーションも穏やかでゆっくり時間の流れているシーンを多数盛り込んでいるのですが、そういったスロータイムな癒しの世界を感じたのがこちらの1枚ですね」
「本編をやってもらえば分かりますが、アリソンちゃんは単純に日本旅行に来たわけではなくて、ちょっとシリアスな事情も内に抱えています。そんな彼女が、この家でゆっくりリラックスできているのは、本心から『よかったね』と言いたくなる……そんな気持ちにさせてくれます」
「アリソン編の中庭は、室内と室外という2つのパーツから構成されているのですが、その環境の違いを屋外・屋内の明暗で表現していて、爽やかな夏らしさと穏やかな座敷の空気が両立している。空気感のよい作品だと思います」
ainmetaさん
「とにかくひかりちゃんが好きなんだな! と思いました(笑)。これだけのキャラ差分を、これだけ描き込むのは相当に大変だったのではないかと思います。その愛情に乾杯!」
「夜の花火のシーンでは浴衣姿のひかりちゃんと対面できますが(※DLC)、他の服装でのひかりちゃんが夜の神社にいたら、どんな感じだろう? という想像を補完してくれる、いい絵ですね」
「キャラデザの可愛さや塗りが独特で、こだわりのある描き手さんなんだろうなと想像しました。特に花火の照り返しのハイライトの表現がきらびやかで良いです。あと、小さく奥にアリソンちゃんがいるんですよね」
「ちょっと『おすまし』気味なアリソンちゃんの表情が可愛い! 可憐な雰囲気が伝わってきます」
「SNSでも非常に人気がありましたね。キャラクターとしての可愛らしさに集中した作品だと思います」
「先生とアリソンちゃんの夏休みには、こんなシチュエーションもあったのかなぁ……と思える、しっくりくるシチュエーションですね。麦わら帽子に巻かれた赤いリボンに乙女っぽさを感じます。手足の華奢な表現もふくめて、ミュージシャンとしての彼女とは別の、アリソンちゃんの女の子らしさにキュンとしました」
りょうさん
「屋内から覗いた構図で、2人のキャラクター性がうまく対比されているところがポイントです。室内の影をかぶり、落ち着いた雰囲気のアリソンと、屋外の太陽を浴びて、明るくアクティブな雰囲気のひかり、という工夫がうまい! と感じました」
「塗りも厚塗りっぽい見た目の中では印象がしつこくなく、アーティスティックな雰囲気とキャラっぽさを両立させているように見えます。空の青さの表現もいい味を出していますね」
クロシオさん
「アリソンちゃんが浴衣を着ているところ、見てみたいですね。色使いがビビッドで、見ていて飽きない絵です」
「小物が色々と配置されていて、情報量が多いところが目を惹きます。花火大会といえばひかりちゃんですが、アリソンちゃんともこういう一幕を過ごした……そんな7日間があったのかもしれませんね」
karibitoさん
「ファインアート風の絵柄で、イラストレーション関係者からの評価の高かった一枚です。くっきりとした線の印象と、なめらかながら印象のボケない塗り方に、この方の独特の感性やこだわりを見ました。この路線で魅力を最大化していってほしいです!」
「ひまわりの配置や人物構図のせいか、クラシックな印象を受けて面白いですね。アリソンちゃんの可憐な雰囲気が、ひまわりの印象と対比されて浮き出てきています。この金髪の塗り方も面白いですね」
よるまちさん
「飛行機雲の表現も含め、構図の良さが際立っています。海の色と空の色を分けること、雲に夏らしさを加えていることも、サマーレッスンの爽やかさを良く表現しているように思えます」
「緑の葉や、桟橋の鳥、サメのぬいぐるみ……と、ギミックが色々とあって楽しい絵です。ビジュアルチームを中心に評価が高い一枚でした」
「独特の雰囲気に目を惹かれる審査員が多かったですね。優しいパステルカラー調の色合いもあいまって、キャラクターの可愛さを際立たせていると思います。」
「隅々まで見ていて楽しい絵柄ですね。キャラクターの頬に入っているチークや、表情の作り方から見ても、かわいらしさを堪能することができます」
tenさん
「この絵は夏の世界における爽やかな『光』をうまく表現しています。ビビッドな純白の『光の筋』が、髪や服に散りばめられていて、絵の全体がきらめいています。この工夫によって、夏の海の爽やかな雰囲気が情感豊かに感じられます」
「私はこの光の表現を通して、『VRキャラクターと出会う未来』のイメージを想像しました。この技術の持っている未来が明るく感じられますね。この二人に会えてよかった……と感動できるので、個人的にはとても好きです」
ひらめなつきちさん
「スイカ割りはアリソンちゃんのシーン(※DLC)ですが、それをひかりちゃんが食べているのが面白いですね。二人の表情も、ゲームにはない楽しい表情で、夏をエンジョイしているな~という感心を持てます」
「健康美にあふれる二人の夏の一幕、といった雰囲気で、色づかいが明るくて元気なので、見ていて気分が明るくなりますね。ひかりちゃんの表情が、彼女の性格をマンガ的に表わしていて良いです」
ひろとさん
「この絵もアイデア賞だなと思います。カメラに映るひかりちゃんに顔認識のUI。我々が暮らしている2017年のリアルというのは、こういった細かい表現や発想に宿ってくるもので、そこに着眼できているということに好印象を覚えました。開発チームも負けてられないですね」
「やっぱりひかりちゃんのピースサインは可愛いですね。ひかりちゃんが喜んでいるところを見ると、思わず写真に撮りたくなるのも分かります。頭の花飾りも似合ってます」
「この作品はマンガとして気合が入っていて、マンガとしての出来という意味では非常に完成度が高かったです。ちょっとお色気路線で、ケレン味に富みすぎている気もしましたが(笑)サマーレッスンの持つポイントをそれぞれきちんと説明してもらえていて、ありがたい一枚でした」
Aoさん
「マンガ賞は応募が少なかったので激戦でしたが、これは良い一枚でした。プレイヤーの初対面で感じた驚きに共感できます」
「短いですが非常にまとまった1枚。最も簡潔に説明しているのはこれでしょう」
「アリソンちゃんの目の表現が儚げでいいですね。守ってあげたくなるようなキャラに描いてくれています」
刀さん
「線やシャドウの使い方が独特で、審査時にも目を引いていたイラストです。ポップな雰囲気でひかりちゃんの性格ともマッチしていますね」
「構図的にも迫力があり、躍動的です。ただ目立っているだけでなく、画力もある方だなと感じました」
あだながラスさん
「これは、イラストとマンガの中間に位置している一枚ですね。さまざまな表情のひかりちゃんに楽しい気持ちになれますね」
「サマーレッスンのゲーム本編でも、他には余り類を見ないレベルで表情の作り方にこだわっているので嬉しいです。ゲーム中にはなかなか見られない、マンガ的表現だからこその表情もあり、ついつい見入ってしまいますね」
よしもん2さん
「いわゆるCG風の表現や、水彩・油絵系の表現が多かった今回のコンテストの中で、これは目立っていましたね。でも味気ないというわけではなく、アリソンちゃんの表情の澄ました様子も含めて、とてもかわいらしい空気にまとまっていています」
「最近の小説の表紙などにありそうな絵柄ですね。日本らしさと、アリソンちゃんのキャッチーな見た目が融合していて、センスのよい絵だなと思いました」
ヲカさん
「映画のワンシーンのような絵ですね! とても目を引いていました。アジア部門では多かったのですが、日本部門では『先生』を絵の中に描いているものが少なく、そういう意味でも目立っていました」
「レンズや空の表現に、その世界の空気を感じられる気がして選定しました。VRの立体感を、彩色と仕上げの技術で演出しているように見えて、良い作品だと思います」
ユタコンさん
「優しげな雰囲気の質感と、あわい水彩系の塗り方に、『おっ』と思う人が多かったですね」
「こういった静かな表情の横顔には、なんともいえない『その瞬間』を感じさせられますね。ある意味、キャラクターがそこにいるかんじ、が出ているのではないかと思います」
市九紫さん
「水に浮かぶひまわり、というコンセプチュアルな表現に、評価を入れる方が多かった一枚です。縦置きを活かした2人の構図もいいですね」
「ひかりちゃんが両手でひまわりを持っているのが、すこし乙女チックで、いつものひかりちゃんとのギャップ効果でときめきますね」
シュ茶さん
「二人の表情が、ほかのイラストやゲーム中にはない雰囲気を持っていて、心にドキリと来ました。特に、アリソンちゃんの流し目がたまらないですね」
「この絵はVRさながらの主観の絵なんですね。先生(プレイヤー)の手をアリソンちゃんが握っています。『キャラが手を握ってくる』というシチュは『VR内では触覚が再現できない』『プレイヤーの手の位置を正確に検出できない』といった理由から採用しなかったのですが、イラストの上でなら、アリソンちゃんの手の華奢さ・柔らかさ・暖かさが伝わってくるような気すらしてきます」
「このシーンは印象的ですよね! ひかりちゃんがイヤホンを耳にさしてくれるシーン。プレイしたときの思い出が呼び起こされて、右耳のあたりがくすぐったくなります(笑)」
「これを描かれた方も、このシーンが印象に残っていたのではないでしょうか。ちょっと首をかしげている様子とか、あの場面のディテールをよく観察して、クオリティの高い絵にまとめていただいたのかなと思います」
ロキさん
「フルカラー1枚マンガという形式で、よくまとまっていました。あの蚊取り線香、気になりますよね。アリソンちゃんが可愛い! という最もストレートな感想でまとめたところも良かったと思います」
「こんなシーンがあってもおかしくない、というシチュエーションですね。絵のかわいらしさも含めて、アリソンちゃんを好きでいてくれているこの方の愛着が伝わります。ありがたいですね」
もちつきうささん
「水彩風の淡い彩色と、アリソンちゃんの明るい表情がグッとくる作品です。特に雲の夏らしい表現と、空の青さと融合する色の濃淡の表現がすばらしく思います」
「アリソンちゃんが手を伸ばしているポーズの作品は多かったですが、この表情とあいまって、アリソンちゃんの純粋な、包容力のある人間性を感じられますね」
株式会社バンダイナムコエンターテインメント 「サマーレッスン」プロデューサー/ディレクター
玉置 絢
サマーレッスンは、VR技術を用いて「キャラクターが目の前いて、交流できる」という体験を実現させた、体験型のコンテンツです。この体験はゲームを実際にやって頂いてこそ伝わるもので、プレイしていない方にはなかなか伝わらないものなんですね。その伝わらないところを、どのように表現したらよいかずっと考えていました。
そこでクリエイターの皆さんに、イラストやマンガで「VRでキャラクターたちと出会い、会話をして交流するというのは、どんな気持ちがするのか、どういう感覚なのか」といったことを表現していただけないか、と思いコンテストの取り組みについてセルシスさんにご相談した次第です。
何よりもまず、想像を超える応募件数がすごく嬉しかったですね。バリエーションもかなり豊富なものが集まったと思います。「サマーレッスン」のゲームのほうでも、普段から「女の子が出てくるゲーム」を購入している層だけではなく、かなり幅広い層のお客様に購入していただいていますので、それが絵のバリエーションの広さにも表れたのではないかと思いました。
イラストやマンガ自体には、キャラクターとプレイヤーの関係性をイメージするものが絵に凝縮されていて、サマーレッスンの将来への期待が詰まった作品が多いと感じました。VRを通して出会ったキャラクターといろんなことをしたいという願望と、それまで過ごしてきた思い入れを絵に込めている方が多く、作り手冥利に尽きるものが多かったです。
ひかりとアリソン二人のキャラクターが仲良く話しているような作品が多く見受けられましたので、なんらかの形で是非二人を絡ませたいなと思いましたね。サマーレッスンのキャラクターは、1人の女の子に対して使える計算処理能力を全力で注ぎ込んでいるで、ゲーム内で共演を実現するのは技術的にはまだ難しいかもしれませんが、何らかの表現手段でキャラ同士の交流シーンを提供できれば良いなと。ひかりとアリソンは全然違うキャラクターですが、仲良くできるんじゃないかと思っています。
また、VRの未来に期待するような想像の豊かなイラストも多かったです。技術の進歩はすぐだと思いますので、これからも様々な取り組みを続けて、サマーレッスンをもっと盛り上げていきたいですね。
PlayStation®VR用ゲーム”サマーレッスン”のヒロイン”宮本ひかり”と”アリソン・スノウ” 。教え子である いずれかのキャラクターと、家庭教師であるあなたとの「コミュニケーション」をテーマにしたイラストまたはマンガを募集します。もちろん2人とも登場させても構いません。ゲームをプレイしたことのある人もない人も、みんなでコンテストに参加しよう!
イラストまたは体験レポート等のマンガ作品をご応募ください。
応募期間:2017年6月27日(火)〜2017年7月19日(水)23:59 まで
審査結果発表:2017年8月3日(木)予定
とある海辺の町に住んでいる、イマドキの女子高生。
元気で明るくポジティブ思考。人懐っこさがとりえで、仲の良い友達と部活に明け暮れていたが、成績が悪すぎて両親から家庭教師をつけられるハメに…。
家庭教師は初体験。
それでも持前のフレンドリーな性格で、先生とすぐに打ち解け、一週間後のテストに向けて一緒に頑張ることに。
ミュージシャンとしての表の顔は、さまざまな曲を情熱的に歌いこなす女性だが、プライベートでは気が優しく物静かな性格。
音楽を心から愛しているが、それ以外のことではあまり自分に自信がない。心配性で、先生のことを過剰に気遣う一面も。
日本文化を勉強することには、気分転換の趣味でもあるので積極的に楽しんで取り組んでいる。日本での暮らしを楽しいと思っているので、雇い主の意向だとしても、まだ帰りたくないと心から望んでいる。
自分では自覚がないか、すこし天然で自由奔放なところがあり、周囲の目に注意が行っていないほど熱中したり、わけもなく外出したりすることがある。今回の日本への逃避行も、そういった性格が表れた結果かも……。
PlayStation®VR用ゲーム”サマーレッスン”。VRだから実現できる、これまでにないコミュニケーション体験。本当に目の前にいるとしか思えない、その実在感にあなたも出会ってみませんか。
2017/6/22には2人目のヒロイン、”アリソン・スノウ”も登場。”アリソン・スノウ”編では、キャラクターと共に美しい風景の中に身を置くことによるリラクゼーションも作品のテーマのひとつになっています。
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